生せんべいとは
愛知県知多半島の特産銘菓「生せんべい」は、お餅のようにもちもちとした歯ざわりで、黒砂糖と蜂蜜のほのかな甘みが口に広がる風味豊かな半生菓子で、どこか懐かしい味が楽しめます。
半田市、東海市、常滑市、知多郡武豊町などの小中学校の学校給食などにも使われています。
「焼いて食べるのですか」とよく聞かれますが、焼かずにそのままお召し上がりください。
原材料と製法
原材料は、吟味された純内地米、黒糖、上白糖、蜂蜜を原料としております。
自社で精米、洗米、製粉したものを水で練り、蒸してダンゴ状にし、砂糖と蜂蜜を加えて混ぜ合わせてさらに練る。それを薄くのばし、切って乾燥させたものでございます。
出来あがった生せんべいは、三枚重ねで一枚の形になっておりますが、これは三枚に重ねることで間に空気が入り、うまみが増すからです。
この餅菓子の仲間には名古屋のういろう、京都の生八つ橋などがあります。これらのルーツはこの生せんべいらしいとのことです。
原材料表示
- 黒糖
- 米(国産)、黒糖、食塩、小麦粉
- 白
- 米(国産)、上白糖、蜂蜜、食塩、小麦粉
- 抹茶
- 米(国産)、上白糖、抹茶、食塩、小麦粉
- ゆず
- 米(国産)、上白糖、ゆず、蜂蜜、食塩、小麦粉
カロリーについて
- 黒糖
- 292Kcal/100g
- 白
- 303Kcal/100g
- 抹茶
- 280kcal/100g
- ゆず
- 300kcal/100g
(財団法人 日本食品分析センターにて)
こだわりの食材
上白糖
砂糖は疲労回復に即効性があるとされています。その理由は、砂糖がブドウ糖と果糖から成る単純な構造を持ち、摂取後数分で体内に消化、吸収されるためです。
また脳のエネルギー源はブドウ糖のみで、脳は蓄えることができません。ブドウ糖が不足すると脳の働きが低下し、イライラや集中力の低下を引き起こします。このとき砂糖を摂取することで、迅速にエネルギーが供給され、脳の働きを活性化させます。仕事や勉強に集中する際に、砂糖は非常に効果的です。
黒糖
沖縄県産の良質なさとうきびから作られた天然黒糖を使用しています。
沖縄県産の黒糖は、1623年に中国からはじめて製造法が伝わったとされ、さとうきびの搾り汁をそのまま煮詰めて作られる伝統的な製造方法は現在も変わりません。黒糖はミネラルやビタミンなどが豊富に含まれる栄養たっぷりの「健康食品」です。パワーのある体力・長寿・美容にも効果があるといわれていますので、「生せんべい」は大人はもちろんのこと、お子様のおやつにも最適です。
抹茶
愛知県西尾産の抹茶を100%使用しています。
甘さは白の約半分で、香り、苦味、色等を生せんべいに合うようにブレンドしました。
ゆず
生せんべいの甘さとゆずの苦味をお楽しみいただける商品です。
ゆず感を出しすぎると舌に苦味が残り、少ないとゆずを感じられないといった課題を改善したので、生せんべいらしい甘さとゆずのバランスは絶妙です。
保存方法
食品添加物や合成保存料などは一切使用しておりません。製造過程において、高熱により特殊殺菌処理を施しておりますが、生菓子ですので、直射日光を避けて涼しい所で保存してください。
賞味期限
- ミニ
- 10日間
- 箱入り
- 7日間(抹茶、ゆずは4日間)